manon4536の日記

膀胱直腸障害の介護士です。

介護しながら 進撃の巨人を考えたりする。

介護しながら、最近、進撃の巨人の巨人を思い出す(^^;;

 

久しぶりのブログながら(^^;;ちょっと吐き出しです。

認知症同士だと揉め事はないと以前、研修で聞き成る程と感じてましたが、認知症とスタッフでは、傾聴という美しい言葉だけでは成立しない現状。

そして、認知症の一人の方が騒いでいても、他の方は解らないから介入してこない。

なんだか、改めて見ながら、はあ〜とため息しか出ない。

ある意味、認知症とは恐ろしい。

自由行動な状態で。

認知症である事は、認知症の方には苦しいんだと表現する方もいれば、

神様からのプレゼントと言われる方もある。

 

神様からのプレゼントとは、認知症である事で恐怖が解らないとも取れる。

死の恐怖も解らない。

成る程と。

また、苦しいのも解る。

 

ただ、それの対応をするのは、やはり同じ人間でスタッフである。

 

介護士の質を上げろ!

と言われるが、

 

はっきりきっぱり私は思うが、

事情や状況含め、誰も面倒が見れないから施設に入れる訳で、

ホームヘルパーで本来、一人暮らしから、家族と暮らしながらの介護が中々成立していない。

 

施設に預けて、家族から、うちの父母はこうじゃなかったみたいな事を言われるたびに、

 

じゃあ、ちゃんと向き合いましたか?

 

と投げかけたい。

 

突然、住み慣れた家を離され、環境変わり、年老いた体で順応しろと言ってるんだよあんた達。

 

介護スタッフは、そこを一生懸命見ながら、プロだろ、なんとかしろ!と投げ込まれるわけで、

徘徊や時には叩かれ、嫌いだ!とか嫌な人となじられながら、対応していく。

 

家族に状況伝えると、年寄りですから〜とか、

その利用者が、

こんな所に居たくない!

といえば

 

家に連れて帰って上げるからご飯食べてと、たまに来ては、少しずつしか食べれない方に、スプーン山盛りにして、いれていく。

 

あの?嚥下障害でトロミも付けているし、本人、苦しい、要らないって言ってるけど?

そして、家に連れて帰る?

キーパーソンじゃないじゃん!

 

もう、モンスターな身内にもうんざりで。

 

もし、食事で詰まったらハイムリックしてねと、スタッフにも伝えた。

バラ骨が折れても応急処置躊躇わないでと伝えた。

若いスタッフが、躊躇う可能性があると考えたから、伝えたけど、そう言われた事で、気持ち楽になったと。

万が一、家族の介助で窒息起きても私達は介護スタッフだから、応急処置は私達でやれる事をと。

 

介護スタッフに今、色々と求めるのも解るが、

給料は、安く⇦普通に働いている人と変わらない。工場行った方がいいのではと考える。

休みは、連休なんて2日あれば。

しかも、月に、一回か二回。

1日休みに研修とかあるし。

盆や正月、ゴールデンウィークみたいな休みなし。4日以上の休みは、お伺いたてて。

医療面の勉強なんてかすり程なのに、ナースみたいな知識を求められる。

実質ナースからの嫌がらせに、独学で勉強していくハメになるし。

介護で使う薬なんて、知れているが把握です。

介護面から、看護のいない現場からは、2週間以上の記録付けてやっとナースに伺い、ドクターに行く訳で、高熱でて診断つくまで、何日かかるの?みたいな。

薬の処方まで、3日苦しみやっとなんてケースみながら、医療との連携の遠さ感じる。

 

こういうのを見ていると、認知症は神様からのプレゼントだと思う。

認知症だと、解らないからだ。

苦しいのも解るもこれで、

 

なるだけ対応早くと見過ごさないように日々の記録と、報告なんだけど、若いスタッフ、私のように中途からスタッフが右往左往している。

 

ただ、最近、若い頃から介護の勉強して学校行って、介護士になった若者には人間ウォッチングや、集団生活を学んできて欲しいと思う。

寮暮らしでもいい。

人は一人一人違うし、考え方があると。

テキスト通りいかないんだと。

 

それから介護しているご家族に、親が老いている事に向き合って欲しい。

 

手を一つ動かすのに、どれだけのエネルギーがいるのかと。

 

そして、読んでいる人に

 

人間が一番自分の中で使う日常エネルギーでは、排泄が一番エネルギー使う事を。

 

排泄物を出すために集中するエネルギー前後は、年老いた身体に負担かけることを。

 

介護しながら、私を含め皆、年をとるのに、漠然としていて年をとる事に向き合っていない気がする。

お金があれば確かに解決かもだけど、真剣に年をとる事を学ばなければ、訳のわからない家族とスタッフに、勝手な解釈をされ介護されるのが、エンドレスになる。

 

真剣に考えている介護士もたくさんいるが、

 

いろんな研修見てきて学習しながら、美しい言葉の表面上な感じにしか私には見えない。

知識先行が先で、

 

認知症の心理に向き合ってないからだ。

 

そして、たくさんの人と関わらなければ学習出来ない事をテキストにはうたっていない。

 

様々な年齢の方と触れ合う機会がない今だから、介護スタッフは知識だけ判断の傾向に、

家族は、マイナスな介護士事件や半端なテレビなどの知識でスタッフに対しモンスターになる。

 

互いに人間を学べ!と最近思う。

 

あなたが嫌と感じる事は相手も嫌だと感じるのです。

 

これが欠けてきている現場に私は、

 

本当に介護士辞めたくなるなと思う。

 

最近はスタッフ不足で潰れる施設がでてきた。

 

もうすぐ進撃の巨人の巨人達のように町を徘徊する人が増えるかも知れない。

 

最近、確かに町で明らかにおかしい、あの人認知症じゃと車窓越しに見る。

認知症の方が恐怖から、一般の若い子に突然突っかかる事あれば、大変な事件になっていくかもなと思う。

 

あと認知症で少しのきっかけで突然殴られた経験があるが、スタッフゆえにケガしても労災にもならず、例えばメガネが割られたスタッフは、自己負担だった事を見てきた。

 

だから、突然、認知症に方に町で襲われても、そうなるのなら、きっと誰も認知症に関わらないだろう。

 

しかし、そう考えても、自分も老い認知症になるかも知れない事を忘れちゃいけない。

 

もうちょっと世の中の一人一人が向き合えば解決するのだろうけど。

進撃の初期のオープニング聞くたびに、人間が家畜になってはダメだと考えてしまう。

 

進撃の巨人みながら、巨人の成り立ちやそれに向き合うエレン達を読むたび、

これ、ある意味介護漫画と最近、感じる私です。

 

若者に政府に巨人に一般人に。

 

介護士の皆様、進撃読んで介護と照らし合せて貰うと多分、あっ!と気付くことあると思います。

 

なんて、ブログに書いてしまいましたが、私、本当に今の介護を美しい日本語で誤魔化さないでと世の中に対し思うのです。

私の最近の思いでした。